じりつのいえ
「自立の家」は自立ステーションつばさの設立時から実施してきている活動です。
施設や親元で生活しているしょうがい者(児)を対象に、つばさが借上げている民間アパートの一室を長期間または短期間利用し、しょうがい者スタッフが中心となり個別支援を行いながら、
地域で生活していくために必要な知識やノウハウを実体験を通じて習得していく場を提供しています。
「自立の家」には出入り口のスロープ以外は特別な設備はありません、最低限必要なものは仮設できる範囲で自分で工夫します。
長期的な練習に取り組む方は、そこで自分が必要とする介護を理解(再認識)したり、
介護ボランティアの探し方、他者とのコミュニケーションの取り方、金銭や健康管理、生活サイクルの構築など、
しょうがい者スタッフのアドバイスを受けながら身につけ、最終的には地域での自立した生活を目指します。
また、短期的な利用では、自立生活体験を通じてしょうがい者個々の自立に対するイメージ作りや、
しょうがい児を中心とした定期的な宿泊体験を実施し、早期からの自立に向けた取り組みを行っています。
「自分の好きな街で生活し、恋愛や結婚、今までやりたかった夢や目標に向かって取り組むなど」誰もが当たり前にしている事ですが、しょうがいを持つ者にとっては中々当たり前とはいきません。
それでも、この「自立の家」を通じて自立していった仲間たちは、その当たり前を手に入れ地域で生きている人が大勢います。
「つばさ自立の家」では、その当たり前の生活を目指す人も随時募集しています。
練習期間は原則3ヶ月(利用料は1日1,000円で生活にかかる経費は実費)となっていますが、
個々の状況によりスタッフが判断し延長する場合もあります。
詳しい内容については、つばさ事務所あてにお問い合わせください!